Cursorを使ってみて
最近、驚くべきツール—Cursor—を体験しました。今回は、このCursorが何か、そして実際に使ってみた感想について紹介します。
Cursorとは?
Cursorは、AIを活用してコーディング作業を劇的に効率化するツールです。このツールは、コードの補完、バグ修正、リファクタリングといったさまざまな機能を提供します。特に注目すべきは、入力したコードの文脈を理解し、次に書くべきコードをほぼ予測して提示してくれる点です。
簡単に言えば、Cursorはあなたの「優秀なペアプログラマー」のような存在です。例えば、Tabキーを押すだけでソースコードがスムーズに補完されていくという、まるで魔法のような体験ができます。
使ってみての感想
実際にCursorを使ってみると、その便利さに驚かされました。
Udemy講座での実例を挙げると、講師が書いているコードに合わせて自分も入力を進めているとき、Cursorがほぼ完璧に次の一行を予測して補完してくれます。これにより、コードを書くスピードが大幅に向上しました。
例えば、複雑な関数の引数や、忘れがちなインポート文なども自動的に提案されるため、タイポやミスを未然に防ぐことができます。また、リファクタリングの提案や、バグの修正案も瞬時に提示されるため、コーディング中のストレスが大幅に軽減されました。
正直なところ、このツールを使った後では、手動でコードを書くことがまるで過去の遺物のように感じられます。
ユーザーがやることは次の4つことだけ
①書きたい処理を思い浮かべる
②処理を書こうと思っている箇所にカーソルを合わせる
③cursorが”書きたいであろうプログラム”をレコメンドで表示する
④ユーザはレコメンドされたプログラムを確認して問題なければ[tab]を押下する。
(書きたいプログラムと少し違う場合はプログラムの最初の数文字を書くことで、書きたいと思っているプログラムがレコメンドされる)
生産性の差を実感
今後、Cursorを活用する人とそうでない人の間には、恐ろしいほどの生産性の差が生まれると予想されます。
以下のようなポイントで、その差が明らかになります:
- 時間の節約:手動でコードを書く時間が大幅に短縮される。
- エラーの削減:AIが補完や提案を行うため、ヒューマンエラーが減少。
- リファクタリングの効率化:既存コードの改良が瞬時に可能。
- 学習効果の向上:初心者でも高品質なコードを書く手助けを受けられる。
これらの利点を考えると、Cursorを取り入れることで、コーディングのあり方そのものが変わると言っても過言ではありません。
まとめ
Cursorを使うことで、コードを書くスピードや質が格段に向上します。特にプログラミング初心者や、生産性を最大化したいエンジニアにとっては、強力な武器となるでしょう。
この不思議体験をまだ試していない方は、ぜひ一度Cursorを触ってみてください。その驚異的な性能を実感することで、これからの開発スタイルが大きく変わるはずです。
まだ全然使いこなせていない、未使用の機能があると思いますので追加でブログを書くかもしれません。
導入の方法
VSCodeですでに開発しているからは、Cursorをインストールするだけで各種拡張機能が引き継がれ、作業フォルダも今まで作業していた状態が引き継がれるため簡単に導入できます。
使っている場面のキャプチャ
こちらはカーソルを置くだけで、Udemy講座内で解説されているプログラムが自動で保管されている画像。Cursorは当然Udemy講座の中身を知る由もありませんが、quantityといったカラム名、belongsToMany, Purchaseといったクラスや関連性などを正確に把握できたうえで補完してくれています。
実際に触ってみることで不思議な体験となること間違いなしです。

[画像下部のグレーの箇所はレコメンドされているプログラム]
2025/1/18追記
Autocomplete機能は無料版だと使用回数に制限があるようで、課金(PROプラン:20$/月、Buisinessプラン:40$/月)しなければならないよう。課金しようか悩み中。
ChatGPTの課金をやめてこちらだけにする???