前回の記事に引き続き、ClaudeCodeを使ってLP(ランディングページ)を生成しています。その実力には非常に驚かされました。

今回、「LP6を参考にコンバージョン率を上げることを意識して新たにLPを作成してほしい」と指示を出し、ClaudeCodeに作成してもらったのが「LP7」です。

LP6の要素を踏襲しつつ、LP7では「今だけ0円」といった期間限定の訴求や、通常50万円かかるWeb制作が無料になるという強力なオファーなど、心理的に訴えかける要素が多数盛り込まれています。

LP6はClaude Sonnet-4を使ってWindSurf上で作成したものですが、一部うまく動かない箇所があったため、ClaudeCodeで修正を加え、運用可能な形に仕上げました。今回使用したClaudeCodeは、最新のClaude Opus 4です。

それでは、実際に生成されたファーストビューをご覧ください。

[LP6のキャプチャ](画像クリックで実際のLPに遷移します)

[LP7のキャプチャ](画像クリックで実際のLPに遷移します)

ページ遷移して比較してみると、Claude Opus 4で作成したLP7の方がビジュアル的に美しく、動きも洗練されている印象を受けます。そして何より感動したのは、その完成度の高さ。ほとんど手直しの必要がなく、少し指示を出すだけで意図通りに修正してくれるのです。まるでベテランSEに仕事を依頼しているような感覚で、数分で完成ページを提示してくれます。

最近では、GoogleやMicrosoftなどのエンジニアが大量にレイオフされているというニュースが話題になっています。正直なところ、SESで10年ほど多くの企業を渡り歩いてきた私の実感としては、控えめに言ってもエンジニアのうち6割程度は今後職を失っていくのではないかとすら感じています。

これから生き残るエンジニアに求められるのは、単にコードが書けるスキルではありません。重要なのは、「課題を発見し、システムで解決できる力」です。

具体的には、システム開発の知識に加えて、セキュリティ、経営、業務理解、マーケティング、マネジメントといった複合的な視点を持ち、付加価値を創出できる人材こそが重宝されるでしょう。

これは理想論ではなく、実際に案件を継続的に獲得し続けているフリーランスや、転職市場で高く評価されている人材に共通する特徴です。

どんなに優れたAIが登場しても、「何を作るべきか」「誰のためにどんな価値を提供すべきか」を判断できる力は、人間にしか持ち得ない強みです。


今後の検証:LP6とLP7のABテスト実施予定

今回作成したLP6とLP7の成果を比較するため、ABテストを実施する予定です。

  • 目的:どちらのLPがより高い登録率(CVR)を記録するかを検証
  • テスト内容:トラフィックを均等に振り分け、フォーム送信数などを計測
  • 使用ツール:Google Optimize、GA4、Microsoft Clarity
  • テスト期間:最低1,000UUまたは2週間

データが揃い次第、結果の詳細については別記事で公開する予定です。


この記事が、AI時代におけるWeb制作の新しい可能性や、これからのエンジニアの在り方について考えるきっかけになれば幸いです。

Claudeや生成AIを業務に活用してみたいと考えている方の参考になれば嬉しく思います。

投稿者 kojiro777

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